平成30年8月5日(日)13時30分から福岡県の朝倉市総合市民センターで、朝倉市平和事業実行委員会主催の『第13回朝倉市民平和祭』が行われ、「ニューギニアの星~甘木高射砲部隊物語~」が上演されました。
このお芝居は、実際に甘木で起きた戦争悲話であり、ある体験者の話をもとに脚色脚本したもので、演じるのは幼稚園児から60代の25人。朝倉青年会議所や市職員、一般市民らに出演を呼びかけ、5月から土日を中心に毎月2~4回集まり、約3時間の練習を重ねてきました。明るい社会づくり運動県南地区協議会のメンバー5人が実行委員として参加しました。
戦争体験者の語り部は長い歳月の中でやがて途絶えてしまいます。戦73年が経過し、これからは戦争を知らない世代の戦争語り部の時代となっていきます。残された時間はわずかです。これまで語られることがなかった悲惨な戦争の出来事を一つでも多く掘り起し、次の時代へ引継いでもらい、変わらぬ毎日を過ごせる平和のありがたさを伝えていきたいと思います。
(県南明社事務局長 大倉善晴)