『北陸三県明社ミーティング』 開催

5月19日(土)・20日(日)の両日、全国明社(砂川敏文理事長)と北陸三県明社(明るい社会づくり運動富山県協議会・明るい社会づくり運動いしかわ・明るい社会づくり運動福井県連絡協議会)の共催で、北陸三県明社ミーティングが開催された。これは2年に1度の開催で今年は福井県が担当となり、あわら市北潟湖の湖畔に建つ「Hanaゆらり」で各県代表者58人が参加して行われた。

1日目は、明るい社会づくり運動福井県連絡協議会の伊藤平一郎副会長、そして協力団体の盛岡克修氏の挨拶の後、研修1「災害時の応急処置について」として、三角巾の使い方、応急担架の作り方などを学んだ。

体験した参加者からは、災害時には大切なことと、大いに参考になったとの声があった。
研修2は、「原発事故から学んだ提言」と題して川崎葉子講師より、原発事故発生から避難に至るまでの体験を聞いた。川崎葉子氏は事故当時は福島県双葉町に住んでおり、福島原発から3キロ圏内にあったため早急な避難命令が出され避難したものの、情報の無い中で避難する苦労と避難所での報道されない生活実態、生活スペースの問題、精神的・生理的に起こるストレスなど、現実に体験しなければ想像もつかない事柄を語ってくださった。

2日目は、3県の活動報告で開始。3県それぞれの地域性を説明し、県内地区明社の日頃の活動が発表された後、全国明社原事務局長による「笑顔・連携・そして市民運動へ」と題した話があり、各班のディスカッションを行い発表。

最後に明社いしかわの能木場由紀子理事長が総括を行い、次回開催地の石川県に北陸三県明社会旗が引渡され、堀田信一会長の閉会の辞で終了した。

(全国明社事務局)

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