本年、7回目を迎えた「夏の夜、祈りと平和の夕べ」が平成30年8月5日(日)に開催されました。
広島の玄関口「エキキタ」(JR広島駅北口)にある二葉の里地域の7つの社寺が、広島を訪れる方たちに対して原爆記念日の前夜、平和公園の平和の灯より採火した灯を1,000本の蝋燭に灯し参道や本堂をライトアップ、また色とりどりの花でお出迎えし、各社寺それぞれに平和祈願の供養等を行い、みんなで平和の祈りを捧げるイベントです。
私たち明るい社会づくり運動東区協議会(山路英男会長)は、<これからの明るい社会づくり運動・3つの方針>の中の、行政等の実施する地域活動や催事に積極的に参加し、行政との信頼関係を築いていくとの方針に従い、このイベントに初参加しました。
当日は猛暑日の続くなか、夕方とはいえまだまだ暑い盛りの5時過ぎの集合にも関わらず32名の会員が参加し、蝋燭に火を灯すボランティアを行いました。
日没後、私たちが点灯したロウソクの火が参道を幻想的に灯し、荘厳な景色が展開されました。今まで平和祈願祭には多数参加しましたが、このように厳かな平和祈願が行われていることを知ることができ、平和の大切さを改めて実感しました。
後日、区役所の担当者より丁寧なお礼状と感謝の言葉を頂き、感激いたしました。その際に「来年度もよろしくお願いします」との参加要請と、「明るい社会づくり運動としての独自の活動を提案してください」との話がありました。当日参加した会員から充実した活動だったとの感想のほか、今回の協力に若干の物足りなさを感じたなどの意見もありましたので、以後協議・検討し協力したいと思います。
初めての参加ということで色々問題点も見受けられましたが、協議・相談しながら来年度以降の活動に繋げたいと思っています。そして今後も3つの方針に則って、明社の活動を通じ社会に貢献し、また会員が「やりがい」や「充実感」を感じられるような活動を続けていきたいと思います。
(明るい社会づくり運動東区協議会 事務局長 日浦傳)