令和4年8月20日~26日までの7日間、加須未来館(埼玉県)で、加須市明るい社会づくりの会主催の「小学生ノーポイ運動」創作品展が「見捨てればゴミ、見直せば資源」をスローガンに開催されました。
この作品展には、日常生活で発生するゴミを資源として見直し、再利用した作品が300点余り陳列されていました。コロナ禍にあっても、1,000名を超える来場者が訪れていました。
また、この事業には40年を超える歴史があります。
事業形態(会場や組織等)に変化はあるものの、環境美化運動の推進合言葉として「ノーポイ(昭和49年・日立市)」事業を起因として、埼玉県内一斉にポスターや立て看板(「ノーポイ」を呼びかける)が設置され、「ノーポイ運動」として全国に拡がった事業です。
その一つが「小学生に向けた作品展」で、市民と共に現在も継続されているということでした。
展示場には、親子連れ、親子三世代…といった家族単位が、大半でした。
ある親子は、「これ見て、これ見て! おもしろいゲームだよ!」、「上手だね!素敵だね!」と、再利用での作品の仕上げの良さ・創作意図を話している姿がありました。
それぞれの作品には、作者のこだわり・メッセージが細部に施され、通常ならば、ゴミ箱行きの資源が新たな役割を果たすべく生まれ変わっていました。
入場受付には、これまでの加須市明社活動に協力してくださったボランティア団体の青年(3名)が担当し、来場者を迎え入れていました。
今回、加須市社会づくりの会の西山会長さん、小林副会長さん、野中理事さんは、この事業が三世代に渡って、市民に愛され、継続・協力されていること、そして、「環境美化活動を、世代を超えて、地域のみんなと共に歩んでいきたい!」と語ってくれました。
『明るい社会づくり』を語り合う仲間の交流の楽しさと素晴らしさを感じさせてくれる展示会でした。
(明るい社会づくり運動 事務局)