今年で8回目を迎えた「明るい社会作り運動 ファミリーコンサート」を6月19日、旭川市公会堂で開催しました。
開演20分前には、入口に列ができるほどの期待の中で、令和4年のファミリーコンサートの幕が上がりました。
旭川交響吹奏楽団の演奏は、勇ましいマーチに始まり、一曲一曲と進むにつれ、聴衆との繋がりを感じさせくれました。特に、会場参加のプログラムでは、一人一人が主役となり、大きなパフォーマンスが繰り広げられました。また、満面の笑顔で迎えた最終プログラムでは、団員たちと、指揮者の仁木旭川地区推進協議会会長のタクトに感謝を込め、心からの拍手が惜しみなくおくられました。
終演後のロビーでは、3年ぶりの素晴らしいコンサートに心が満たされ、来場者が、久々の出会いを喜び合い、時間のたつのも忘れて語り合っている姿が見られました。新型コロナウイルス感染拡大の影響が、多くの人々のライフスタイルや考えを変えたことを実感できる光景でもありました。
社会的孤立と急速な社会変化を否応なしに受け入れざるを得ない状況下、「我慢」することを美徳とせず、「どう明るく生き抜くか」という具体策を、会員の皆さんと共に進めていくことが、これからの課題であると受け止めたコンサートとなりました。
(事務局長 山城えり子)