令和の年になって初めての拝礼式が5月27日(月)に千鳥ヶ淵戦没者墓苑で執り行われました。
その2日前の25日(土)に、私たち千代田明るい社会づくりの会は墓苑の清掃をさせていただきました。
この清掃活動は、1981年(昭和56年)に千代田明るい社会づくりの会が設立されてから活動の一つとして取り組んできました。
これまで毎年5月の第三日曜日に欠かさず行い、六角堂周辺の溝の石を一つ一つ取り上げ、溝をシャベルですくい、
その石をきれいに拭いてもとに戻す作業をしました。その傍らで小さな子どもたちがほうきや塵取りを手に掃き掃除をする姿が
ありました。千鳥ケ淵戦没者墓苑は、昭和34年(1959年)国によって建設され、先の大戦で亡くなられた全戦没者の
慰霊追悼のための聖苑です。この清掃奉仕をとおして、過去の悲惨な戦争の歴史を風化させず、次代を担う子どもたちに
平和への気持ちを引き続いでいけたらと切に願っています。
(千代田明るい社会づくりの会 谷田恵一)