初夏の夜、「光輝くホタルを見て、心に潤いと夢をもつ」という目的のもとに開始した「ホタルの観賞会」は、今年で15回目を迎えました。
本年は、7月2日の19時半から20時45分まで1年間かけて養殖したホタルの幼虫を観賞会の会場に放流し、当日には暗闇のなか、光を放つホタルの幻想的な光景を参加者に見ていただくことができました。
訪れた人たちの、「わぁ! 光ってる!」「飛んでるね!」「きれい!」という感動の声を聞くと、1年かけてホタルを飼育してきた私たちもうれしくなります。
観賞会をとおして、子どもたちが自分たちの暮らす郷土の環境保全の大切さを学んでくれることが私たちの活動の力になっています。
コロナ禍で大勢の方に声を掛けることはできませんでしたが、笑顔でホタルを見ていただけるよう、これからも地道に取り組んでいきます。
(理事長 中山時次)
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