現代は効率化が重視され、日常生活においてもお茶を飲むことすら簡単なペットボトルの普及で、急須で淹れる煎茶を飲む機会が少なくなっています。茨城県内には、奥久慈・猿島・古内と三ヶ所の茶産地があります。私たち高萩市明るい社会づくり推進協議会(山田啓子会長)では、ペットボトルでは得られない茶の効能や歴史等、お茶の魅力を子どもたちに解り易く伝えたいと、手づくりの「郷土お茶カルタ」をつくりました。
11月15日(水)に県内初の試みとして、高萩市立松岡小学校5年生にカルタ取りを実施していただきました。子どもたちは大喜びで体を乗り出し楽しんでいました。カルタに関わった当会員はその姿に感動し、これからも各学校めぐりや地域の方々とのふれあいの中で、伝統文化の継承と健康維持に寄与したいと、深く胸にきざみました。
(高萩市明るい社会づくり推進協議会会長 山田啓子)